花散里

近年、米海兵隊内であまり見ることがなくなったFLC。

先日面白い話が聞けましたので、簡単に再現してみました。

使用者の扱いやすいような形でポーチを配置しますが、FLCを脱着するうえで前面中央にファスナーがある部分は空けておかなければなりませんでした（上の画像は空けすぎですが）




このような形でポーチ類を配置のは、あまり現実的とは言い難いですね。


ですがFLCに付属しているウェストベルトを引き抜いて前後を逆に取り付けると、上記の画像でも使用が可能になります。




普段隠れているバックルを背部で留めることができ、ちょうどチェストリグのような感じでしょうか。


この方法は海兵隊ではなく、陸軍空挺部隊で使われているそうです。

空挺降下の際にこのような形で装備をまとめバックパックに収納、降下後に着用するようです。


海兵隊ですと最近の装備に合わせるのは難しいかもしれませんが、例えば大量に予備マガジンが必要な時や、簡単に装備を変更したい時などには有効な方法ではないでしょうか。